皆さんが普段博物館で何気なく見ている遺物(遺跡から出土したもの)の中には、非常に状態の悪いものがあります。
中にはあまりにも脆く、土から持ち上げることが難しいものもあります。
例)網カゴのような材が細くて薄いもの
錆びてボロボロになった金属器
そんなとき、どのようにして取り上げればいいのか??
これは発掘における大きな課題の1つです。
実際まだ、「絶対この方法しかない!!」というのは存在していません。
先日、センター職員Aがその取り上げについての研修を受けてきたので、今回は取り上げ方法の1例について記事を書きたいと思います。
…
Aです。
先日の講習で私は3種類の取り上げ方法を学んできました。
今回、簡単にどんな方法があるのか紹介したいと思います!
まず1つは、発掘現場で最もよく使われているだろう方法、発砲ウレタン樹脂を用いた処理についてです。
発砲ウレタン樹脂は、イソシアネートと呼ばれる薬品と、ポリオールと呼ばれる薬品を混ぜることで、できる樹脂で、2液を混ぜることで急速に膨らみ、固まります。
この特徴を活かして、周りの土ごと樹脂で固めてしまって、遺跡から取り上げてしまうのがこの方法です。
写真を見てください。
写真真ん中に見えるのが白いものが遺物です。
なぜ白いかというと、遺物に直接薬品がつかないように紙で覆っているからです。
この写真はちょうど薬品を入れた時のものです。少し時間を進めてみましょう。
ケーキの生地のように膨らんでいるのが発泡ウレタンです。すごい勢いで膨らんで固まります。
.jpg)
次に液体窒素を使う方法についてですが、それは次の記事で紹介したいと思います!
お楽しみに!!
.jpg)
.jpg)
0 件のコメント:
コメントを投稿