2012年11月21日水曜日

縄文人の食 その1

守山市赤野井湾遺跡では琵琶湖の水面下約3.5m付近で
縄文時代早期末(約6400年前)の集石土坑が3基見つかっています。

直径約2m、深さ50㎝ほどの穴の中から、こぶし大の焼けた石が
たくさん見つかりました。

土坑の土を洗うとコイ、フナ、ナマズ、ギギなどの多くの魚の骨や
イノシシ、シカ、スッポンなどの動物の骨が出てきました。

焼いた石で魚などを蒸焼きにした跡と思われます。


                      集石遺構の模型

2012年11月14日水曜日

ロビーの展示を入れ替えました

今回は「縄文人が語るもの-モノから見た縄文時代の生活-」のタイトルで
「縄文人の食」「縄文人の生業」「縄文人の祈り」をテーマに、県内のおもな
縄文時代の遺跡の遺跡を紹介しています。

「縄文人の食」では赤野井湾遺跡の尖底土器や竜ヶ崎A遺跡の土坑出土土器や
粟津貝塚、入江内湖遺跡などから出土したドングリなどの植物遺体、シカ・イノシシ・スッポンなどの骨、海洋産のマグロの骨など貴重な遺物も展示しています。

                   粟津大3貝塚 はぎ取り断面

「縄文人の生業」では入江内湖遺跡の丸木舟・櫂や小川原遺跡などの石ぞく、
石錘、尖頭器などを展示しています。

                                     矢柄研磨器や石ぞくなど

「縄文人の祈り」では相谷熊原遺跡の日本最古級の土偶(レプリカ)、
小川原遺跡の配石遺構、穴太遺跡の土器棺などを展示しています。



                      配石遺構

今からおよそ13000年~3000年前の縄文人が使った本物の資料をまじかで見学してください。



現在、埋蔵文化財センター周辺の紅葉が最盛期です。

2012年8月3日金曜日

センターの夏休み(その3)

今日はセンターの夏の体験学習残りの1つである『石器作り体験』が開かれました。

その名の通り、石器を作ってもらう体験で、サヌカイト・高島石を用いて石鏃(矢じり)を作ります。
サヌカイトは打製石鏃に、高島石は磨製石鏃にします。
さらにその鏃を使って弓矢を作り、実際に飛ばしてみる!!

という今回の体験。簡単に写真で紹介します!

 
これは打製石器の作り方について実演している場面です。押圧剥離という方法を用いて石に刃を作っていきます。

こちらは磨製石器の作り方について実演している場面です。今回は荒く削るためにコンクリートブロックを用いました。

実際に子どもたちに体験してもらっています。押圧剥離法は力がいるのでスタッフも手伝います!

石鏃ができたら弓矢を作ります。一緒にお越しになったお母さんも手伝ってくれました!!

そして弓矢の飛ばし方についての講習の後…

実際に的に向けて撃ってもらいました。
的の真ん中に当てる子もいました!!スゴイ!!





そして今回の体験からスタッフの服が…
 

この滋賀県文化財保護協会シャツに!!
描かれているキャラクターは『しじみちゃん』といって、粟津湖底遺跡から出土したセタシジミをモチーフにした埋蔵文化財センターオリジナルのキャラクターです。

文化財保護協会のイベントの際はスタッフが着ていますので、このシャツを目印にお越しください♪



(T.A)

2012年7月31日火曜日

センターの夏休み(その2)

 先週金曜日、埋文センター夏休み体験学習の3つの内の1つ、『染め物体験』を行いました。

 染め物体験とは、その名の通り参加者が実際に布を染料を用いて染める体験です。
 今回の体験には、センターの花壇で育てている藍とソヨゴを染料として用いました。

 
 今回も簡単に写真で紹介します。

 まず染める前に絞りを行います。どんな模様になるかを決める大事な作業です。

 これはセンターで栽培している藍の葉を潰しているところです。しっかり潰して染液を作ります。

 藍の染液に布を入れて染めていきます。

 ソヨゴの染液にも布を入れていきます。

 

 染めあがった布がこちら。きれいに赤・青色に染まりました!


この日は本当にいい天気で、洗った布もすぐに乾く絶好の体験日和でした。

次は残る1つの体験を紹介したいと思います!
   
(T.A)

2012年7月25日水曜日

埋蔵文化財センターの夏休み

本日から滋賀県埋蔵文化財センター夏休み恒例イベント、『夏の体験学習』がスタートしました!!

今日は3種類の体験のうち、『鍛冶体験』を行いました。

埋蔵文化財センター周辺の製鉄遺跡にちなんだ体験で、高温に熱して柔らかくなった五寸釘をハンマーで打ち、ペーパーナイフを作る体験です。

真夏の非常に暑い中、参加者・スタッフとも汗だくになりながら七輪の周りで鍛冶作業を行いました。

参加してくれた子供たちは、自分たちで作ったペーパーナイフをピカピカになるまで磨いたり、切れ味を試したり、楽しみながら体験学習しているようでした。

…ちなみにスタッフのT.Aは刃の磨きの作業を熱心に教えていたせいか、子供たちに「包丁先生」というあだ名を頂戴しました(笑)

参加者みんなのナイフが紙を切ることができ、良かったです!!





体験学習以外にも火起こし体験なども行っております(水曜日~金曜日の午後、土・日曜日終日)。
こちらは予約なしでも行うことができます。是非滋賀県埋蔵文化財センターにお越しください。



※体験学習は予約した方のみの参加となります。本年度の体験学習の予約はおかげさまで盛況の内に終了いたしました。
 

2012年7月23日月曜日

レトレ・レトロの展覧会

先週の21日よりオープンしています!


古代人の衣装を着ることができたり…


H23年度の調査で見つかった遺物が展示してあったり…


昨年、銀象嵌の施された鍔が見つかった岩瀬谷古墳群の調査の記録を収めたビデオを流していたりと見どころたくさんです!!

また、先日記者発表させていただきました膳所城遺跡、塩津港遺跡に関しても展示を行っています。

ぜひお越しください!!

2012年7月17日火曜日

夏休みに向けて!

滋賀県埋蔵文化財センターでは毎年夏休みに、昨年度の発掘調査速報展『レトロ・レトロの展覧会』を開催しています。


今日は皆でその準備を行いました!!

展示台を片付けたり…

キャプションの歪みを直したり…

もちろん清掃作業も行います。

肝心の内容は、実際に見に来て確認してください!!
調査員の汗と涙(?)の結晶である発掘成果を間近でご覧になれます。


レトロ・レトロの展覧会
7月21日(土曜日)スタート!!
(開館時間9:00~17:00)


ぜひお越しください!!
(T.A)